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日々生活をしている中で色々な情報が入ってくる。 その情報の中で気になったこと、ちょっと書き留めておきたいことを載せていきたい。 中心は映画の感想。他にサッカーとか音楽・漫画とか…。 とにかく、色々感じたことを書き留めておく。
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チェーンレター


作者:折原一(青沼静也)
発刊:角川ホラー文庫

評価:6点

あらすじ:
「これは棒の手紙です…」妹から奇妙な内容の不幸の手紙を
受け取った、水原千絵。千絵は同じ文面の手紙を、妹と別の
4人に送ったが、その手紙を止めた者が次々と棒で殴り
殺されてしまう。そして、千絵の元に戻ってくる同じ文面の手紙。
戦慄の連鎖は止められるのか?

感想:ネタばれあり!
いやー怖かったっすねー。不幸の手紙…自分は人生の中で
受け取ったことはないけど、もし受け取ったら本当に憂鬱な
気分になるんだろうなぁー。
この小説は「人間の醜い部分」ってのが伝わってきて、
物理的な怖さもあるけど、精神的な怖さの方がググっときました。
手紙を出した本人は「小さな憎しみで軽い気持ちで手紙を出す」
受けた本人は「大きな不安と不快感」このアンバランスが何とも
言えない気分になるんっすよね。

ただ、ちと不満があったんだけど。。。千絵・百恵の過去が段々
明らかになっていく場面が非常に回りくどい。
「もういいだろ!」って思ったぐらい引っ張ります。。。
逆に引っ張らなかったら「えぇぇ、もうちょっと引っ張ろうよ!」って
具合になっちゃうんだけどこれは、、、明らかに引っ張りすぎ!
程よい引っ張り具合が良かったんだけどなー。

あとは、ちと理解しにくい部分があったんっすよね
(自分の頭が悪いだけだけどね!)
特に、双子の設定の千絵と百恵のやりとり。。。目まぐるしく
場面が変化していくで、ついてくのにやっとでした。
あとは。。。物語の前半は「犯人は誰なんだろう?」と思って
楽しく読んでたんだけど。。。あぁ…って感じで結末がちと
不満でした。

余談だけど最後の解説に、最初は「折原一」の名前ではなく
青沼静也」っていう名前で出版したらしい。なんか「折原一」の
ネームバリューで売りたくなかったらしい…。

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